ボブスレーでスポーツ観戦ロスを癒す

Posted 07/11/18

ボブスレー開発シミュレーション*この投稿はAltair Innovation Intelligenceブログに3月29日に投稿された記事を、翻訳して掲載しています。

アメリカでは、スポーツに着目したとき、短い2月はほぼ毎年最も退屈な月であると言える。2月初旬にはNFLのトップチームが頂点を争うビッグゲームが開催されるが、それ以外には何もない。

4年に一度、この2月のスポーツ観戦ロスを救済するイベント、冬季オリンピックが開催され、世界中の人が応援に力を入れる。冬季オリンピックは、世界中のトップアスリートたちが集結し競い合うとてもエキサイティングなイベントである。冬季オリンピック競技は、実は膨大な数の道具を必要とすることに、終了間近になって気づいてしまった。ホッケーチームが装備を運んでいる光景を見たことがあるだろうか?たくさんのバッグに様々な道具が詰め込まれているのだ。これこそ、エンジニアとアスリートたちが、自国に金メダルを届けるという共通の目標に向かって共にしのぎを削るべき課題である。


オリンピックが終わりを迎えた今、Facebookで10人ほどの友人のステータスをチェックすると、皆がオリンピックロスについてコメントしている。バスケットボールファンはさておき、アルテアは2022年の冬季オリンピックの準備を今から始め、オリンピックロスを救おうと思う。次のシーズン開始を根気よく待っている間、Inspireを試してみよう!

そこで私は考えた...。私たち、完全なコンピュータデモジョッキーチームに適切なスポーツはなにか?カーリングもありだが、恐らく私たちのエンジニアリングスキルを使って装備に劇的な変化を与えることは許されないのではないだろうか。では他に速さが求められるスポーツには何がある?90キログラム以上の選手を乗せるかっこいい道具を必要とするスポーツは何か?

そう!ボブスレーだ!このブログでは、Inspireを用いたシミュレーションに基づく設計基盤が世界記録を塗り替えるボブスレーを作り上げることについて探求する。

bobsled-image

ボブスレーには、乗っている人たちの重量と重力の2つの力がかかっている。F=maであることを考えると、ボブスレー競技運営において優先されるべきルールは、選手とそりの最大総重量である。ではなぜ人々はそりの軽量化を目指すのか?コーナリングのときに選手たちが頭を反対側に移動させる光景を見たことがあるだろうか?単純に多くの重量をそりに積載してしまうと、そり自体は静的なので、レース中に動的に変化させることはできない。コーナリング時も常にトップスピードを実現するためには、チームは位置を変え、重心を巧みに変えるのである。

Inspire Motionでは、従来のボブスレー設計における装備装着試験を可視化することができ、こうした環境を使うことで、動的な荷重をシミュレーションすることが可能となる。

Inspireでは、バーチャルのボブスレー装備荷重を基に、効率的に材料配置を考えるトポロジー最適化を活用することで、高強度化と軽量化を実現できる。

アルテアボブスレー設計検討チームより、Inspire Motionと2022年のそりとなる可能性がある初代モデルを以下の動画で報告する。様々な革新的機能や技についても紹介しているので、皆さまのシミュレーション設計の力になれればと思う。

重力のフォースと共にあらんことを!

 

 

Topics: Innovation Intelligence Global


David Roccaforte

Written by David Roccaforte

David Joined Altair in 2017 and is currently a Senior Applications Engineer for the solidThinking team. David has over 20 years of experience in manufacturing , product design and analysis. “After seeing the benefits of CAE as a product engineer I made it my mission to help companies adopt simulation technologies earlier in development and to a broader audience” . David has worked in a broad range of industries from Automotive to Off highway and Aerospace using various tools from multi body dynamics to fluid dynamics and structural analysis. When David is not at his computer you can find him in the garage working on multiple DIY household projects or wrenching on “Stella” his beloved 1972 Pontiac Firebird. David has BSME and MSME degrees from the University of Michigan – Dearborn.