解析よもやま話【第25回:座屈解析を考える(自重が剛性に与える影響)】

Posted by Ken Nakagawa on 2018/06/18 3:36:15


図1 線形座屈

アルテアの中川です。

座屈という現象は皆さんご存知だと思います。座屈には二種類あって、一つが非線形座屈、もう一つが線形座屈です。柱を圧縮した時に、材料が降伏応力に達して潰れてしまうのが前者、応力は低いのに幾何学的に不安定になって折れてしまうのが後者です。今回は後者の線形座屈について考えてみました。

この現象はプラスチックの定規を上から押すと大した力を加えなくても図1のように簡単に折れてしまうことなどで身近に体験していると思います。

建物や機械などの圧縮荷重を受ける部材は、耐荷重性だけでなく耐座屈性も考慮して設計する必要があります。座屈荷重は単純な断面の柱であれば手計算で求められますし、複雑な構造であってもOptiStructの線形座屈解析機能で計算が可能です。

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Topics: 解析よもやま話

HyperWorksを用いた工学院大学ソーラーカーの製作(5)安全性の証明

Posted by Altair Japan on 2018/06/13 23:53:00
昨年末、NHKの「超絶 凄ワザ!」でも取り上げられ、2017年10月にオーストラリアで開催されたBridgestone World Solar Challengeで、悪天候のために半数以上がリタイアする中、工学院大学ソーラーチームは見事7位の成績を収めました。斬新なソーラーカー“Wing”の開発になぜ、どのように HyperWorksが用いられたのか、詳しく紹介します。

8. 安全性の証明

羽の積層ではUD材を用いた補強を行いましたが、シャシはドライバーシート、ホイールハウスなどを構造体の一部とすることで、高い剛性を保ちつつ最小限のスペースに収める構成にしました。

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Topics: 事例

HyperWorksを用いた工学院大学ソーラーカーの製作(4)フラッター現象の解析

Posted by Altair Japan on 2018/06/06 19:24:00

極薄の羽が走行時にフラッター現象を起こす可能性を調べた
(旗を振ると旗がたなびく現象がフラッター現象の1例です)

昨年末、NHKの「超絶 凄ワザ!」でも取り上げられ、2017年10月にオーストラリアで開催されたBridgestone World Solar Challengeで、悪天候のために半数以上がリタイアする中、工学院大学ソーラーチームは見事7位の成績を収めました。斬新なソーラーカー“Wing”の開発になぜ、どのようにHyperWorksが用いられたのか、詳しく紹介します。

7. フラッター現象の解析

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Topics: 事例

HyperWorksを用いた工学院大学ソーラーカーの製作(3)極薄の羽の積層計画

Posted by Altair Japan on 2018/05/30 23:21:00

 

昨年末、NHKの「超絶 凄ワザ!」でも取り上げられ、2017年10月にオーストラリアで開催されたBridgestone World Solar Challengeで、悪天候のために半数以上がリタイアする中、工学院大学ソーラーチームは見事7位の成績を収めました。斬新なソーラーカー“Wing”の開発になぜ、どのようにHyperWorksが用いられたのか、詳しく紹介します。

6. 極薄の羽の積層計画

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Topics: 事例

HyperWorksを用いた工学院大学ソーラーカーの製作(2)CFRPボデー構造と積層計画

Posted by Altair Japan on 2018/05/23 23:06:00
昨年末、NHKの「超絶 凄ワザ!」でも取り上げられ、2017年10月にオーストラリアで開催されたBridgestone World Solar Challengeで、悪天候のために半数以上がリタイアする中、工学院大学ソーラーチームは見事7位の成績を収めました。斬新なソーラーカー“Wing”の開発になぜ、どのようにHyperWorksが用いられたのか、詳しく紹介します。

5. CFRPボデー構造と積層計画

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Topics: 事例

HyperWorksを用いた工学院大学ソーラーカーの製作(1)

Posted by Altair Japan on 2018/05/17 19:58:35


オーストラリア アデレードのゴール 2017年10月 BWSC2017

昨年末、NHKの「超絶 凄ワザ!」でも取り上げられ、2017年10月にオーストラリアで開催されたBridgestone World Solar Challengeで、悪天候のために半数以上がリタイアする中、工学院大学ソーラーチームは見事7位の成績を収めました。斬新なソーラーカー“Wing”の開発になぜ、どのようにHyperWorksが用いられたのか、詳しく紹介します。

1. 工学院大学ソーラーチームとは

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Topics: 事例

解析よもやま話【第24回:塑性変形と破断】

Posted by Ken Nakagawa on 2018/03/26 23:45:15

アルテアの中川です。先日荒川河川敷で開催されたフルマラソンの大会に出場してきたのですが、そこで思わぬアクシデントに遭遇してしまいました。ランニングの大会に出たことがある方はご存知かと思いますが、選手は主催者から配布されるICタグをビニタイ(ビニールで被覆された針金)でシューズにくくりつけて走ります。写真1のようなイメージです。コース上には一定間隔(フルマラソンだと通常5キロごと、あとは中間点およびゴール)で測定用マットが置かれていて各選手の通過時刻とゴールタイムを自動計測します。駅の改札と同じ原理ですね。

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Topics: 解析よもやま話, 学生フォーミュラ, アルテア課外活動

名古屋工業大学ソーラーカー部

Posted by Rika Matsuno on 2018/02/18 20:57:48

写真提供:名古屋工業大学ソーラーカー部

昨年12月にNHKで放送された「3000kmをソーラーカーで走破せよ!【超絶 凄ワザ!】」という番組で、World Solar Challenge 2017に日本から挑戦した3つの大学、工学院大学、東海大学、名古屋工業大学(以下、名工大)の奮闘ぶりが取り上げられました。

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平昌オリンピック-会場と地元グルメ

Posted by Rika Matsuno on 2018/02/13 21:34:20

平昌オリンピックのオープニングセレモニー(のリハーサル)にアルテア韓国オフィスのスタッフが参加しました。会場の強風と寒さの話題をよく耳にしますが、実際にはどうなのでしょうか?現地からのレポートをお伝えします。

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Topics: アルテア課外活動

電動立ち乗り二輪車のシステムシミュレーション

Posted by Kosuke Ikeda on 2017/12/27 0:14:38

システムシミュレーションの必要性

日本で発電される発電量の約55%は電気モーターで消費されていると言われており、電気モーターの電力効率を上げることは、環境問題の面でも非常に重要です。

モーター単体の開発においては、トップランナー方式(Wikipedia参照)が採用され、十分な最適化検討のもと、電力効率は年々上がっていますが、製品全体としての電力効率にはまだ改善の余地があると考えられます。

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Topics: 事例


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